リニューアル後のOrijenのモニターレポート
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わが家の犬が1歳になる頃からOrijenのadult dogを与えていましたが、今回のリニューアルで、free stichでのモニターに当選し新しいTundraを試す機会をいただきました。
そもそも生後半年頃、僕自身がフードに対する関心や理解がある程度できた時期に、近隣のチェーン店で勧められたフードの原材料に疑問を感じたことなどもあり、自分なりに考えた結果、「歯垢がつきにくいようにドライフードで選ぶ」ということと、「最低限「〜ミール」というような不明瞭な原材料の記載が無いグレインフリーのもの」を、現実的に継続可能なランニングコストを考慮して選ぶという結論に至りました。
しかし実際のフード選びとなると、ちょうど1歳前後の頃の当家の犬が、アメリカンコッカーの癖にフードの種類によっては全く食いつきが悪いという事態が生じました。当時、K9ナチュラルのフリーズドライだったら喜んで食べるのですが、継続するには僕自身のランニングコストが厳しいという問題があり、もう少し現実的なコストのドライフードのなかで選択しようとしても継続してよく食べるものになかなか巡り会えず、様々なフードの1~2kgのパックの購入試用を繰り返し紆余曲折した結果、Orijenにたどりつき、以降13kgのパッケージを継続購入して現在に至っています。
そのような経緯から、リニューアル後もOrijenを継続して購入したいと考えていましたが、(犬種がアメリカンコッカーということもあって)そういえば目ヤニが気になるので、この機会に原材料の構成を変えてみようと考え、実はリニューアル後にRegional Redを購入した後にモニター当選となりTundraの試用をさせていただけることになった次第です。
Orijen Tundraの試用をはじめて2週間近くなりますが、(もともと食欲旺盛な犬種ですので、今となってはなかなか食いつきの違いというのが判断しにくいところですが)餌の風味が変化したせいか、これまでよりも餌の催促が激しくなり喜んで食べているように思います。10日程度では判断が難しいですが、adult dogとTundraの原材料の違いか、それとも今回のリニューアルに伴う原材料比率の変更によるものかはわかりませんが、目ヤニは減少したように感じています。また、餌の変化による消化の問題を来すこともなく、ウンチの状態もより良好で落ち着いているようです。リニューアル後のフードの一粒ずつが、以前のものより微妙に軽くなったように感じられ、観察していると、犬が食べる際の咀嚼の回数が多少増えたような気もします。フードの比較ということ自体が定量的な評価の難しい話ですが、飼い主目線としては総じて、以前のadult dogを与えていた時と比較して、好印象度が1割ほどアップしたように感じています。
今回モニターに頂いた11.3kgのパックは非常に大きい袋になりますが、袋は開封しやすく、開封後袋が倒れるような不安定感もなく扱いやすい印象でした。ただ開封した袋の口を閉じておくジッパーがなく(僕の場合は以前から脱酸素した状態で小分けして保存するようにしていましたので問題にはなりませんでしたが)少量のパッケージにはジッパーがついていたように思いますので、開封後の保存期間が長い大きなパッケージにも追加されるとなお良いと思われました。
工場の移転などあったということで、リニューアル後の品質に変化がないか心配しておりましたが、また、以前は13kgであったパッケージが今回11.3kgとなっての実質値上げは気になっていましたが、もともとOrijenの品質を信頼しておりましたし、総じて以前よりも満足できるクオリティと感じられましたので、モニターで頂いたTundraを使い切った後には購入済みのRegional Redを使用して、あらためて双方の比較から継続使用していくものを選択しようと思っています。
この度は、試用の機会をいただき感謝いたしますとともに、個人的な印象ではありますが、フードの選択にさまざまな検討をされているみなさまのご参考になればと思っております。ありがとうございました。